渡辺未詩がプリプリ王者・中島翔子を破る殊勲で「東京プリンセスカップ」ベスト4進出。「優勝への道が見えるようになってきました」【東京女子プロレス】

現王者を下した渡辺

 現王者を下した渡辺は「中島さんに勝つことができました。いつかは先輩たちの高すぎる壁を越さなきゃいけないと思ってて。でも、すごい難しくて。ボロボロにやられたけど、なんとかギリギリ勝てました。優勝への道が見えるようになってきました。まだまだ難しい道が多いけど、勝ち続けられるよう頑張ります」と涙のマイク。

 バックステージで渡辺は「この夏は先輩たちを超えなければいけないって強く思ってたので。去年はベスト4にいっても、優勝がすごい遠くにぼんやりあるなって感じでしたけど、今年はチャンピオンの中島さんに勝ったことで上も見えてきた。勝ち続けていけるよう頑張りたい」とさらに上を見据えた。

 かたや、チャンピオンながらベスト8で敗退した中島は「未詩とは道場で一緒に過ごすことが多くて。日に日にすごくなっているのを近くで見ていたので、彼女だけには越されたくないって気持ちが強かった。だからこそ負けたくないって思って、全部出し切るつもりで頑張ったんですけど。ここで決められないっていうのは、まだまだ鍛え方が足りないのかなと痛感しました」と唇を噛んだ。