「いっき」「アトランチスの謎」…レトロゲームブランド「サンソフト」が復活!新作発表へ
ファミリーコンピュータ用ソフト「いっき」(1985年)、「アトランチスの謎」(1986年)などで知られる「サンソフト(SUNSOFT)」がブランドを復活し、2022~2023年に発売予定の新作タイトルを19日に情報解禁することが分かった。

「サンソフト」とはサン電子(愛知県名古屋市)が展開するゲームブランド。70年代後半からアーケードゲームに参入し、「ルート16」(1981年)、「カンガルー」(1982年)、「アラビアン」(1983年)、「マーカム」(1983年)などを世に送り出した。
80年代後半に初のファミコン用ソフトとして「アラビアン」を移植した「スーパーアラビアン」を発売すると、その後も百姓一揆を題材としたアクションゲーム「いっき」、全100面のフィールドを冒険する横スクロールアドベンチャーゲーム「アトランチスの謎」、江戸時代を舞台にしたアクションゲーム「かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次」(1986年)といった名(迷)作ゲームを発表。
「いっき」は、イラストレーターのみうらじゅん氏が「ひとりふたりで戦って、それを一揆っていえるのか」との理由で“クソゲー”と評したことでも話題になった。同社では「家庭用ゲームの黎明期から今にいたるまで数多のゲームが発売されましたが、今でも元祖クソゲーといえば『SUNSOFT』とお声がけいただき大変うれしい限りです」とコメントを寄せている。
今回の情報解禁では初お披露目となる同社Vtuberが司会進行を務め、人数限定のCBT(クローズドβテスト)の案内が含まれるという。「サンソフト」の新作情報は19日(金)11時から公式YouTubeチャンネル( https://www.youtube.com/user/sunsoftdemo )にて。