8・14後楽園での「東京プリンセスカップ」決勝は坂崎ユカvs渡辺未詩の世代闘争。ともに初優勝を宣言【東京女子プロレス】

渡辺は必殺のティアドロップで山下に勝利

 続く準決勝第2試合では前プリプリ王者の山下実優が渡辺と激突。渡辺は山下の蹴り、コブラクラッチに苦しみながらも、ショルダータックル、カナディアン・バックブリーカー、開花式ジャイアントスイングで応戦。山下のジャーマンを食いながらも、ダブルハンマーを連発し、レーザービームを一閃。山下はアティテュード・アジャストメントを繰り出すもカウントは2。さらに山下はSkull Kickを狙うも、これをかわした渡辺が必殺のティアドロップを見舞って殊勲の3カウントを奪った。これで渡辺は準々決勝での中島翔子(現プリプリ王者)戦に続く大金星を挙げた。

 試合後、坂崎がリングに上がり、「負けられないね。このトーナメント始まってから9回目。渡辺未詩として東京女子に来る前からやってた。今年の夏は坂崎ユカが絶対取る。負けないよ」と必勝宣言。

 渡辺は「私もユカさんに負けたくないです。中島さん、山下さんに勝って、次ユカさんで。この3人は私がここに来る前から東京女子を作り上げてきて、とても尊敬しています。この夏、私はユカさんを越して優勝したいです」と発言。その後、両者は互いの健闘を誓い合って、グータッチ。