8・14後楽園での「東京プリンセスカップ」決勝は坂崎ユカvs渡辺未詩の世代闘争。ともに初優勝を宣言【東京女子プロレス】

互いの健闘を誓い合いグータッチ

 バックステージで坂崎は「鈴芽もこの試合にかけてる思いが強くて、私の足元をすくおうと何回も丸め込みできて。いっぱい体力削られて危なかったんですけど、このトーナメントにかける思いが強いので。心のどこかで山下だろうって気はしてたんです。あの泣きじゃくりながら、打撃を打つみたいな。あれはグッときました。未詩の今年の夏にかける思いがすごく伝わってきた。9回目の正直。夏を超えて自分を超えていきたい。今年の夏は絶対に取ります」と初優勝を期した。

 渡辺は「デビューした直後のアップアップ東京女子という興行で、山下さんと初めてシングルしてから、いつかこの壁を超えたいと思っていて。4年かけてやっと追いつくことができました。決勝でユカさんと戦うことになって、旗揚げメンバー3人とシングルすることになって。自分には大きすぎる存在で、尊敬してる3人なので。ここまできたからこそユカさんにも勝ちたい。この夏、先輩たちを超えて優勝するって決めたので。優勝目指して頑張りたい」と目を輝かせた。

 団体旗揚げメンバーで、これまで2度プリプリ王座を巻いた坂崎と、キャリア5年目に入った渡辺による決勝は、まさに世代をかけた戦いといえそうだ。

東京女子プロレス「東京プリンセスカップ」(8月13日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 15分一本勝負
○中島翔子(9分23秒、ノーザンライト・スープレックス・ホールド)鳥喰かや●

◆第二試合 20分一本勝負
乃蒼ヒカリ&○角田奈穂(9分15秒、片エビ固め)愛野ユキ&らく●
※紫電改

◆第三試合 15分一本勝負
○駿河メイ(12分9秒、ガトー・インビジブル)遠藤有栖●

◆第四試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
○辰巳リカ vs 瑞希 vs ハイパーミサヲ●
(10分8秒、片エビ固め)
※ツイスト・オブ・フェイト

◆第五試合 15分一本勝負
○マックス・ジ・インペイラー(4分39秒、体固め)原宿ぽむ●
※ショートレンジ・ラリアット

◆第六試合 20分一本勝負
赤井沙希&●荒井優希&宮本もか(12分35秒、エビ固め)上福ゆき&桐生真弥○&猫はるな
※スパインバスター

◆セミファイナル 第9回東京プリンセスカップ準決勝 時間無制限一本勝負
○坂崎ユカ(11分56秒、体固め)鈴芽●
※マジカルメリーゴーランド

◆メインイベント 第9回東京プリンセスカップ準決勝 時間無制限一本勝負
●山下実優(18分23秒、片エビ固め)渡辺未詩○
※ティアドロップ
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