皇治が意外な才能発揮!? 元世界王者の内山氏と竹原氏が口を揃えて「ボクシングがうまかった」と評価【ABEMA SPマッチ】

ヒロキングのボディーブロー(©︎3150FIGHT)

 2Rもともにジャブから。ヒロキングが強烈な左ボディー。皇治のジャブにまたもこばかにしたようなジェスチャーで挑発するヒロキング。皇治は左ボディーをダブルで打ち込んでいく。コーナーに詰めてヒロキングが大振りの左フックも皇治がスウェー。皇治が右ストレート、ヒロキングが左フック。ヒロキングは頭から突っ込んでバッティング。その後もヒロキングは頭から突っ込んで左ボディー。皇治はワンツー。ともにパンチを振るが空振りでゴング。ヒロキングのバッティングにはABEMAの解説の内山高志氏と竹原慎二氏は口を揃えて「ダメですね」。

 3R、いきなり飛び込むヒロキング。皇治は足を使ってかわすと左ジャブを突く。ヒロキングが飛び込んで左右のフックから、ここでも頭から突っ込んでいく。ともにボディーを打ち合う中で皇治の右フックがヒット。体を寄せて打ち合う中、互いのフックが交錯も決定打とはならず、終了のゴングが鳴り、試合はドローに終わった。

 試合後、内山氏は「皇治が意外とボクシングがうまかった」、竹原氏は「思ったより皇治君が冷静だった。ボクシングがうまいと思った」と語った。

 試合後のマイクでヒロキングは「今回こうやって皇治選手と試合やらせてもらって。いろいろなことがあってこの試合が組まれて行われています。本当に僕は感謝しています。亀田史郎さんのYouTubeから3150FIGHT CLUBで拾ってもらって僕、ほんまに人生変わりました。皇治選手みたいにまだまだファンの数とかはこれからかもしれないですけど、数じゃないと思っているので、ほんま自分の持ち味である気持ちを出してこれからのボクシング界をもっともっと亀田家と一緒に盛り上げていきたいです。本当に皇治選手、ボクシングのリングに上がってもらって感謝しています。クソ生意気で申し訳なかったですけれど、ほんまにありがとうございました。皇治軍団の皆さん、皇治選手は本当に素晴らしい選手です。僕も見習って頑張るので、皆さん応援よろしくお願いします」と胸の内を吐露。