タイガー・クイーンの周りは敵だらけ？　師匠のジャガー横田までも「かわいいからこそ敵にならなければいけない」【ストロングスタイルプロレス】

「いいライバルができてこその成長。勝ってばかりでは面白くない」

　この日の会見ではこのカードが決まった経緯についてジャガー横田がコメントする際に「“タイガー・クイーンをつぶす”という形で出てきた3人ではあるが、タイガー・クイーンをつぶしたい奴はいっぱいいる。私もこういう立場ではあるがまだ現役のレスラー。私もタイガー・クイーンをつぶさなければいけないという気持ちになっているところはあるので、“タイガー・クイーンが素晴らしい選手だと思うからこそ、強い刺客を送っていかないといけない”という新間会長の気持ちも分かる。私自身もつぶす相手になっていかなければいけない。それが向上だと思う」などと発言。実際、最近の試合ではジャガーはタイガー・クイーンのセコンドに就いていないのだが、それについては「タイガー・クイーンのすごさを近くで見ているので、かわいいからこそ敵にならなければいけないと思っている。いいライバルができてこその成長だと思っている。勝ってばかりでは面白くない。つぶす相手を見つける、もしくは自分がつぶす、という形になることがベストだと現役選手の自分は思っている」などとあたかも自らもタイガー・クイーンの対角に立つ覚悟を決めたかのようなコメントを発した。

　ジャガーはタイガー・クイーンがデビューする前からコーチを務めており、いわばタイガー・クイーンのすべてを知る存在。今後のジャガーの動向が気になるところとなってきた。