舞台監督が創り出す、リアルな美術やアイテムの数々。 今ようやく明かされる「美術監督はじめて物語」。 【映画『リ、ライト』】

 

小田原の海賊が、川崎の山賊に騙された!

「あ?そこ言っていいの?」とツッコミを入れつつ「俺、自分のこと海賊って呼んでるんだけど、今回の映画『リ、ライト』では、小田原の海賊が川崎の山賊に騙されたって感じだね!」と笑う林さん。「ことの発端は、まめちゃんが俺の店に飲みに行きたいって4、5年ぶりに連絡くれたこと。そこに映画監督ですって、一ノ瀬さんを紹介されて。それから数ヶ月後に『よかったらロケハンに同行しませんか』って呼ばれて気軽な気持ちで行ったら、すでに美術監督として参加することが決まってて、マジか!って笑。正式オファーなしだよ?」。き、記憶にございません!「他にもあるよ。ツッコミどころ満載だから。もらった企画書的なものがペラ一枚だったり。でも一番の盛大なやらかしと言えば、台本もらったのがクランクアップの前日だったことかなwwwいやぁ、本当にいい思い出だったwwwww」。ご、ご、ごめんなさーい!「まあでも、結果が全てだったよ」。あ、最後は優しい!