稲垣澪が岡嶋形徒にKO勝ちでK-1フェザー級戦線への参戦をアピール【Krush】

フィニッシュにつながった稲垣の右アッパー(撮影・堀田真央人)

 1R、ともにロー、ジャブからスタート。稲垣が右カーフを蹴れば、岡嶋も同じ技で反撃。岡嶋は左ジャブからパンチを連打し右ローまで。稲垣は左ジャブ、左インロー。稲垣がパンチで詰めるが、岡嶋は押し返し、パンチを連打。稲垣は左ボディー、右カーフ。

 2R、岡嶋が右ローを空振り、ここに稲垣が右ストレートを合わせると岡嶋のあごが上がる。稲垣は右カーフ、そして左ジャブを突いて右ストレート。岡嶋も右ストレートで稲垣を下がらせるとパンチの連打。稲垣はパンチ、そしてヒザをボディーに打ち込む。岡嶋が前に出て接近戦になると稲垣がカウンターで右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がった岡嶋はダメージが残るも果敢に前に出てパンチを連打。しかし稲垣はガードを固めしのぐと、パンチの連打で反撃。右アッパー、左ボディー、左フックで下がらせると最後は強烈なヒザをボディーに。これで岡嶋が体をくの字に曲げたところでレフェリーがダウンを宣告。稲垣のKO勝ちとなった。

 稲垣は試合後のマイクで「初黒星からどれだけ強くなったかを示せた試合になったと思います。これからK-1フェザー級の厚い層の中に入っていきたいと思っています」と復活に手応え。そしてK-1フェザー級戦線への参戦をアピールした。

「Krush.140」(8月27日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R
○天野颯大(キング・ムエ)(判定2-0=29-28、28-28、29-28)啓斗(team ALL-WIN)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
○赤田功輝(ALONZA ABLAZE)(3R1分35秒、KO)松本和樹(T-GYM)●

◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○増井侑輝(真樹ジムAICHI)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-1=29-30、30-30、30-30)立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)●

◆第3試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●新太(K-1ジム心斎橋チームレパード)(2R2分10秒、TKO)河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)○

◆第4試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○川島康佑(HALEO TOP TEAM)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆第5試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
○森田奈男樹(エイワスポーツジム)(2R1分35秒、KO)イゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)●

◆第6試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●小倉尚也(スクランブル渋谷)(1R2分3秒、KO)岩尾 力(POWER OF DREAM)○

◆第7試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○MOMOTARO(OGUNI-GYM)(判定3-0=30-28、30-28、30-29)提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆セミファイナル(第8試合)/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R2分20秒、KO)稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)○

◆メインイベント(第9試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)(2R55秒、KO)中野滉太(POWER OF DREAM)●
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