SKE48荒井優希が歌にプロレスに躍動。プリンセスタッグ王座初防衛戦で自力勝利【東京女子プロレス】

最後はFinallyで桐生から3カウント

 王座戦は開始早々、AA砲が桐生にダブルのビッグブーツを見舞い幸先良いスタート。だが、東洋盟友も桐生が荒井をスリーパー、上福が赤井を卍固めで攻め立てる。赤井と上福は壮絶なビッグブーツ合戦を展開。赤井はハイキックから三角絞めで上福を絞め上げるも桐生がカット。今度は荒井と桐生が激しいエルボーの打ち合いに発展。桐生が荒井を抱え上げると、上福がビッグブーツを叩き込む合体技が決まった。続けて、東洋盟友は新合体技のエンリョウを狙うも阻止される。AA砲はダブルの新人賞を繰り出して上福を排除。桐生はスパインバスター、エルボードロップとたたみかけるも、これをしのいだ荒井は串刺し式ビッグブーツ、フルネルソンバスター、そしてFinally(カカト落とし)を桐生に決めて3カウントを奪取。荒井は自らの勝利で王座初防衛を果たした。

 バックステージで荒井は「初めての防衛戦でベルトを落とすことがすごく怖くて。ベルトを持ってることで少し自信を持てたところもあったので。最近は負けが続いて、このまま落としてしまったらどうしようって思ってたんですけど。なんとか守ることができて、また少し強くなれた気がするので、次からの防衛戦はもっと自信を持って挑みたいと思いました」と安堵の表情を浮かべた。

 赤井は「試合前は自信なさそうだったんですけど、私にとって優希ちゃんは頼もしいパートナーやし。今日の自信をずっと持っててほしいなって思いました。防衛戦をすればするほど強いチャンピオンになっていくと思うので」と話した。