笠原三兄弟が悲喜こもごも。弘希はロンペットに最低限の判定勝ち、友希は常陸にKO負けで連勝ストップ、直希はプロ初KO勝ち【SB】

常陸が友希にKO勝ち(撮影・上岸卓史)

 次兄でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)はSB初参戦のRISEスーパーフェザー級2位・常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)に2RでTKO負けを喫し、連勝が7でストップした。

 1R、友希が左ミドル、左ハイ。常陸がプレッシャーをかけて前に出るが友希は左ハイ、左ストレートで迎撃。常陸がパンチの連打もやや力み気味で友希はバックステップでかわす。常陸がなおも前に出るが友希はがっちりとガードを固めて左ストレートを返す。友希が左ハイ、左ストレート。友希の飛びヒザが常陸の顔面に炸裂し常陸がダウンしたかに見えたが、これはスリップの判定。手ごたえを感じた友希が一気に攻め込むが常陸も打ち返し、左のショートフックでラウンド終了間際に友希からダウンを奪う。

 2R、常陸がプレッシャーをかけて前に出る。友希も前に出てパンチを打ち返す。しかし友希が前に出てパンチを振ったところで常陸が右フックをカウンターで打ち抜くと友希がダウン。そのままレフェリーが試合を止め、常陸のTKO勝ちとなった。