笠原三兄弟が悲喜こもごも。弘希はロンペットに最低限の判定勝ち、友希は常陸にKO負けで連勝ストップ、直希はプロ初KO勝ち【SB】

直希が右ミドル(撮影・上岸卓史)

 三男の笠原直希(シーザージム)は竹野展生(風吹ジム)と対戦し、2RでTKO勝ちを収めた。

 1R、打撃での探り合いから組み付いて投げを狙う竹野だが、崩れてポイントとはならず。パンチの打ち合いとなると直希は左ボディー、飛びヒザ、前蹴りと多彩な攻撃を交え優位に試合を進める。

 2R、序盤から打ち合いになり、竹野が左右のフックをヒットも直希も左右のフックに左ボディー、飛びヒザを返す。直希のワンツーがヒットしダメージの見える竹野に、直希が左ボディーで最初のダウンを奪う。なんとか立ち上がった竹野に襲い掛かった直希はパンチをまとめ最後は右ストレートを打ち抜くと竹野が2度目のダウンを喫し、直希のKO勝ちとなった。

 直希は今年4月の「RISE ELDORADO 2022」でともにデビュー戦となる那須川龍心と対戦し判定負け。6月のSB後楽園大会で小林大樹と対戦し、小林の負傷により負傷判定で勝利を収めプロ初勝利。今回はプロ初のKO勝ちとなった。

「SHOOT BOXING 2022 act.4」(9月17日、東京・後楽園ホール)
◆第10試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
○海人(TEAM F.O.D)(延長2R3-0=10-9、10-9、10-9 延長1R1-0=10-9、10-10、10-10 ※本戦判定0-0=30-30、30-30、30-30)ケンダル・カラクァート(ベルギー/トルコ)●

◆第9試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)ロンペット・Y’ZDGYM(タイ/Y’ZD豊見城)●

◆第8試合 53.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○HIROYUKI(RIKIX)(2R2分41秒、TKO)伏見和之(RIKI GYM)●

◆第7試合 60.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●笠原友希(シーザージム)(2R1分12秒、TKO)常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)○

◆第6試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田聖明(シーザージム)(判定0-3=27-30、28-30、28-30)シンパヤック・YZDGYM(タイ/Y’ZD GYM)○

◆第5試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)(判定0-3=25-29、25-29、26-29)山田虎矢太(シーザージム)○

◆第4試合 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田義光(シーザージム)(判定0-3=28-29、29-30、29-30)璃久(フリー)○

◆第3試合 57.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田彪太朗(シーザージム)(2R2分47秒、TKO)宮崎就斗(TARGET)●

◆第2試合 62.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)(判定3-0=30-26、30-27、30-27)オーシャン・ウジハラ(シーザージム渋谷)●

◆第1試合 53.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
○笠原直希(シーザージム)(2R2分13秒、TKO)竹野展生(風吹ジム)●
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