世界ライト級王者の西川大和がスタンドのみで草・MAXを翻弄し判定勝ち【修斗】

西川の右ミドル(撮影・堀田真央人)

 草はパンクラス、HEATなどで試合を重ねた41歳のベテラン。HEATでは第5代ライト級王者に輝いている。またキックボクシングでも8戦5勝3敗の戦績を残している。修斗には初参戦となる。

 試合は1Rから打撃の攻防に終始。サウスポーの草に西川はサウスポー、オーソドックスとスイッチし対応。パンチで前に出て組み付く場面もあるがテイクダウンできないとみるや離れて打撃の攻防に戻す。草の右ロー、右ジャブ、左フックに西川は左右のロー、飛び込んでのパンチで応戦。スピードで勝る西川は草のパンチはもらわない。

 2Rもスタンドでの打撃の攻防が続く。草はプレッシャーをかけて前に出るもののなかなか手数が出ない。西川はパンチにハイキック、ローキックをまじえ着実にポイントを奪っていく。