区内初の5階建て、床を上げて遊び場にできるプールを備えた豊島区立池袋第一小学校で落成式

　落成式では高野区長の代理の齊藤雅人副区長が「『建替え等を考える会』からの“ともに生き ともに学び ともに育む 集いの場　輝け笑顔の池一小”という提言から完成したのがこの新校舎。こうして地域の皆様との協働によって、地域と一体となった新しい学校が完成したことをうれしく思うと同時に、地域の皆様のご理解とご協力に改めて感銘をいたしております」などと挨拶。また限られた敷地の有効化からの5階建て、木材の有効利用、旧校舎時代からある「ひばりがや広場」を敷地内に取り込み防災広場としての機能を維持しつつ地域と子供たちが集える憩いの場として整備したことなどを挙げ「教育環境の充実や防災機能の強化、合わせて最新型の設備の導入、豊富な緑化による周辺環境への負荷の軽減など、まさに豊島区が掲げる“SDGs未来都市”にふさわしい校舎として大きな期待を寄せている。新しく生まれ変わった池袋第一小学校が地域のシンボルとして街を変え、いつまでも愛される学校となることを期待するとともに、子供たちが夢を持ち、夢をかなえ、持続可能な社会の未来を担える学び舎となることを願う次第です」などと式辞を代読。同校が豊島区が掲げる「SDGs未来都市」の象徴として地域に愛され、発展していくことを期待した。