朝倉未来はメイウェザーを倒せるか? 内山高志氏「メイウェザーにスイッチを入れさせるかどうかが鍵」【超RIZIN】

元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏

 元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が9月22日、「超RIZIN」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われるフロイド・メイウェザー(アメリカ)vs朝倉未来(トライフォース赤坂)で朝倉がメイウェザーを倒すポイントについて「メイウェザーにスイッチを入れさせるかどうかが鍵」と語った。

 この日、メイウェザーは都内で公開練習を行ったのだが、約21分間ほぼノンストップでミット打ちとサンドバックを行うというすさまじいもの。この練習を見た内山氏は「やっぱりすごい。軽くやっていることは分かるが、それでもすごい。スピードもあるし、体の動きにぶれがない。そういったところはすごいと思う。ほとんど休みなしだし」と感想を語った。

 そして試合については「普通に考えたら朝倉選手にとっては厳しいですよ。パンチは当たらないですよ。今まで世界の名だたるボクサーのパンチが当たってないんですから。でも今回は朝倉選手は体が大きいし身長もある。メイウェザーも無理に倒すのではなく、無難にパンチをもらわずに3R、テクニックを見せようかなという感じで終わると思う。別にKOとかではなく」と予想。ただ公開練習で朝倉自身が語ったようにガンガン前に出た際には「メイウェザーもムキになって強い攻撃を出すかもしれない。逆にそうさせないと朝倉選手にチャンスはない。普通に距離を取ってジャブを突いて、ってやっていたらそのまま終わっちゃう。メイウェザーが前に出てきたらスキができる。出てこなかったらチャンスはない」と解説した。

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