樋口和貞が竹下幸之介との死闘を制し、KO-D無差別級王座V2。10・23後楽園で“兄貴分”坂口征夫が挑戦へ【DDT】

次期挑戦者は坂口(右)に

 樋口への挑戦が決まった坂口は「もともとポテンシャルがある。あの強さを元から持ってる。6月のサイバーファイト・フェスの件(遠藤哲哉の脳震とう)があって、KING OF DDTがあって、アイツ自身が変わって。くすぶってたものが爆発したんじゃないかと。アイツが遠藤、竹下に勝っても、俺からしてみれば不思議なことじゃない。体と体でぶつかったら、アイツがDDTで一番強い。強い部分もよく分かってるし、弱い部分も見えてるんで。俺にしか分からない樋口がいるので。俺にしかできない打ち崩す方法を知ってる」と自信を見せた。40歳未満の年齢制限で「D王 GRAND PRIX」に出場できないことについては「ベルト巻いてやるから。40歳未満、D王でしのぎ削って、俺のところに来い。40オーバーなめんなよ」と話した。

 また、DDTシングル最強決定リーグ戦「D王」の出場選手が決定。Aブロックが遠藤、佐々木大輔、上野勇希、吉村直巳、ジョーイ・ジャネラ、RSP(リッキー・シェイン・ペイジ)。Bブロックが樋口、クリス・ブルックス、MAO、火野裕士、納谷幸男、KANON。11・1後楽園で開幕し、各ブロックでリーグ戦を行い、両ブロックの得点1位の選手が12・4後楽園で優勝決定戦を争う。

DDTプロレス「Who’s Gonna TOP? 2022」(9月25日、東京・後楽園ホール)
◆ダークマッチ 10分一本勝負
○岡谷英樹&小嶋斗偉(6分37秒、片エビ固め)高鹿佑也&石田有輝●
※ダブルアーム・スープレックス

◆オープニングマッチ 30分一本勝負
MAO&朱崇花&○赤井沙希(6分44秒、エビ固め)大鷲透&平田一喜&アントーニオ本多●
※新人賞

◆第二試合 いつでもどこでも挑戦権争奪3WAYマッチ 30分一本勝負
〈挑戦権保持者〉○青木真也 vs 勝俣瞬馬●〈挑戦者〉vs 飯野“セクシー”雄貴 with 男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人〈挑戦者〉
(6分58秒、ヨーロピアンクラッチ)
※青木がいつでもどこでも挑戦権の防衛に成功。

◆第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
西村修&●川松真一朗(11分41秒、拷問コブラツイスト)彰人&納谷幸男○

◆第四試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&藤田ミノル&KANON with MJポー(11分21秒、クロス・フェースロック)吉村直巳&火野裕士&大石真翔●

◆第五試合 30分一本勝負
遠藤哲哉&秋山準&●岡田佑介&正田壮史(11分18秒、片エビ固め)高木三四郎&HARASHIMA&坂口征夫○&高尾蒼馬
※神の右膝

◆セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○上野勇希(13分1秒、片エビ固め)カーラ・ノワール●〈挑戦者〉
※WR。第8代王者が初防衛に成功。

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○樋口和貞(18分57秒、体固め)竹下幸之介●〈挑戦者〉
※ぶちかまし。第79代王者が2度目の防衛に成功。
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