RIZINの榊原CEOがメイウェザーへの花束投げ捨てを「テロ行為」と断罪。そして土下座で世界中に謝罪【RIZIN】

当該人物の行為については「テロ行為」と断罪した

 リングに上がるということでチケットを販売した会社に購入者の確認とバックグラウンドチェックをしてもらってはいたが、「誓約書をいただくとか、事前にフラワートスの仕方を教示するとか、間違ってもああいう行為に及ばないという確認はできていなかった」などと当該人物が花束贈呈に至る経緯を説明した。

 メイウェザーについては「試合直後にジェームス代表に謝った。その場は“大丈夫だ。こういうこともある”と言っていただいた。その後、控室でメイウェザーにも謝った。メイウェザーもうつむきながら理解はしてくれたが、その後も世界中からメイウェザー本人にも反応が寄せられた。メイウェザーはアフターパーティーには顔を出さず、翌日もなかなか会えず、最後に夕食後に降りてきたところを捕まえて話をすることができた。彼とすると信頼していた日本の人たち、RIZIN、僕のことも信頼してくれていたと思うが、それに対する信頼はこれからも続けていきたいが、今回起きたことに対して彼の中で消化ができていないようで、本当につらそうだった。それでも“もう一度、日本に戻ってくる。心配するな”と言って立ち去ったが、心中察するに彼の中にいろんな思いがあると思う」などとその心中をおもんぱかった。

 そして「どんなことがあっても二度とこういうことは起こさない。改善をしていきたい」と決意を述べたうえで「僕自身、謝罪とはどういうものかと思っていて。日本は礼節を重んじる国だと思っている。世界中の人たちに“申し訳ない”という気持ちをしっかり伝えたいので、ここで土下座をしてお詫びの気持ちを世界中の人に伝えたい。人にお詫びをする時の最大級のお詫びがこれだと思うし、生まれてこの方一度もしたことがない。ただ僕が最終責任者である場で起こしてしまったことに本当に申し訳なく思っているし悔しく思っている。二度と起こさないようにという自分への自戒の念も込めてお詫びをさせていただきたい」と土下座で謝意を表した。

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