KO勝ちで3度目防衛の菅原美優「ベルトは守るためにあるものじゃない。強い人についてくる」【Krush.142】

菅原は右ストレートで4つのダウンを取った(撮影・須山杏)

 3R、後がないリーが前に出てパンチを放つが、距離が詰まってしまい組み合う場面が増える。そんななかでも菅原は前蹴り、右ストレートを的確に当てていく。とにかく前に出るリーだったが、最後はロープを背負った菅原がカウンターの右ストレートを打ち抜き、この試合4度目のダウンを奪うとレフェリーが試合を止め、菅原がKO勝ちを収めた。

 菅原は試合後のマイクで「K-1のベルトに届かなくて本当に悔しくて、少しずつですけど強くなってまた挑戦させてもらえるようこれからも頑張りますのでよろしくお願いします」と改めてK-1王座獲りを目標に掲げた。