“ザ・ビースト”レスナーがまさかの失神寸前も起死回生の転倒フォールで“筋肉魔人”ラシュリーに辛勝【WWE】

ターンバックルを蹴るレスナー(©2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

 WWE 「クラウン・ジュエル」(日本時間11月6日、サウジアラビア・リヤド/Mrsoolパーク・スタジアム)で“ザ・ビースト”ブロック・レスナーが“筋肉魔人”ボビー・ラシュリーのハートロックで追い詰められるも、ターンバックルを蹴る転倒フォールで辛勝した。

 レスナーは抗争するラシュリーとの遺恨戦に気迫ある表情で登場するも、いきなり入場途中にラシュリーに背後から襲撃されると鉄製ステップに叩きつけられた上にスピアーを浴びた。さらに試合が開始されるとバリケードごと破壊するラシュリーのスピアーで左ヒザを負傷。それでもレスナーはスープレックスの連打を決めて雄叫びを上げると強引にF5を放ったが、踏ん張りがきかずに決定打とはならず。

 終盤にはラシュリーのスパインバスターからハートロックを決められて失神寸前になるも、レフェリーの問いかけに「ギブアップしない。黙れ!」と必死に抵抗。最後は起死回生のターンバックルを蹴る転倒フォールでラシュリーから3カウントを奪取。レスナーは因縁のラシュリーに辛勝したが、試合後にはラシュリーに襲われると再びハートロックで絞め上げられて撃沈した。