新日本プロレス50周年記念音楽フェス 最後は在りし日の猪木さんの映像とともに「1、2、3、ダー」

レジェンドの藤波辰爾、蝶野正洋も元気に登場

藤波「『マッチョドラゴン』がかからなくて良かった(笑)」

 お次は藤波辰爾、長州力の昭和から活躍する2人。“名勝負数え歌”と言われた2人の戦いはもちろん、師である猪木さんとのさまざまな名場面が流された。これに続くは闘魂三銃士。蝶野正洋がベビーフェイス時代の「FANTASTIC CITY」とヒールターン後の「CRASH-戦慄-」の2曲で、武藤敬司は新日本時代の「HOLD OUT」で入場した。そしてリングインした2人が天を指さすと今は亡き橋本真也さんの「爆勝宣言」が流され、橋本さんの雄姿が流れた。

 この日は曲の合間にトークショーも行われ、まずはこの4人がトーク。藤波は数多くある入場曲の中、この日は「ドラゴン・スープレックス」が選曲されたのだが「『マッチョドラゴン』がかからなくて良かった(笑)」とほっと胸をなでおろす場面も。その後もマッチョドラゴンの話題で盛り上がり、橋本さんの思い出話に花を咲かせた。

 次のブロックはオカダ・カズチカ、後藤洋央紀、内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの5人。鈴木軍のエル・デスペラード、鈴木みのる。鈴木は中村あゆみが生で「風になれ」を歌う中、入場した。

 終盤はアンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン、アブドーラ・ザ・ブッチャーといった猪木さんと名勝負を繰り広げた外国人選手たちが続いたのだが、キャリア終盤に新日本プロレスに参戦したザ・ファンクスの「スピニング・トー・ホールド」は竹田和夫(クリエイション)が演奏。天龍源一郎の「THUNDER STORM」は高中正義がリング上で演奏した。ザ・ロード・ウォリアーズの「IRON MAN」は大槻ケンヂが歌唱。大槻はロード・ウォリアーズの“タバスコ一気飲み”まで再現して見せた。