伊藤万理華「不親切な本にしたかったんです」自身が0から作った書籍刊行と個展を開催

 

 また、12月2日から開催される自身の展覧会『MARIKA ITO LIKE A EXHIBITION LIKEA』について伊藤は「最初は本だけを作るつもりだったんですけれど、本を作っている過程で、前みたいに個展もやりたいと思いました。でも、この書籍をそのまま展示するだけではつまらないなと思ったので、立体物をメインにしたり、根本宗子さんに書いていただいたラジオドラマが聞こえるとか、体験型にする予定です。いま絶賛準備中です」と笑顔で語った。

 書籍と展覧会の共通タイトルになっている『LIKEA(ライカ)』は造語で、伊藤が好きなものや憧れている人ともの作りをするさいに「好き」だけではなく「〜のような」といった曖昧な意味を持った言葉だそうだ。