堀潤、三遊亭鬼丸ら次世代がん検査を語る「BEYOND 2020 NEXT FORUM」番外編

今年6月、前立腺がんのステージ2だったことを公表した三遊亭鬼丸

三遊亭鬼丸(以下、鬼丸)「今のお話を聞いて、私にとっては大学の研究費が足りなくてよかったなと思いました。研究費の獲得のために考えた技術で私が助かったわけですから(笑)」

「鬼丸さんはどういった経緯で線虫がん検査を利用したのでしょうか」

鬼丸「昨年9月頃、ゴルフの時に友人から “知り合いが、尿1滴ですい臓がんのステージ1を見つけた検査キットがある” と勧められ、初めて『N-NOSE』のことを知りました。最初はふーんと思ってしばらく忘れていて、その友人は相手に反応を求める人だったので、次に会う機会の前に申し込んだんです。検査キットが送られてきて、おしっこをスポイトで採取して、保冷バッグに入れて僕の場合は集荷所に自分で持ち込みました。

 1カ月後に出た結果は “C寄りのD” 。もう1人の友人に結果を聞いたら “Aです” と言われてヒヤッとして、慌てて腫瘍マーカーとPET-CT検査を受け、両方で前立腺がんの恐れがあるという結果が出たんです。がん検査はかなり高額なので、この検査でがんの疑いが出なければ受けていませんよね。今年6月に手術を受けたのですが、骨に転移がないかどうかの結果が出るまではちょっと不安でした。

 手術の当日までまったく自覚症状がなかったので、線虫がん検査をしていなければそのまま進行していたかもしれません。手術1カ月後に進行性のがんだったことと、前立腺の被膜内に収まっていたと説明を受け、あの時に受けておいて本当によかったなと思いました」