プリプリ王者坂崎ユカ、11・27後楽園でのビリー・スタークスとの初V戦に向け武者奮い「今まで以上に張り切って試合して防衛したい」

11・20新宿ではタッグマッチでビリー・スタークスと前哨戦

――11・20新宿でタッグマッチで前哨戦を戦ってみて、いかがでしたか?

「やっぱり日本に来て結果を残そうとしているから、エネルギーもすごいし、ここにかけてる部分がすごくて。なので、こちらも相乗効果で楽しく試合ができた。17歳なのに体格がしっかりしているし、バランスもよくて勢いも感じられた。今もすごいですけど、あと1年、2年、3年、4年と積み重なっていくにつれて、とんでもない選手になるんだろうなと思いました。シングルではまた違う戦い方があると思います。タイトル戦では東京女子のプライドをかけて戦います」

――前回チャンピオンのときに、ラナ・オースチン選手の挑戦を受けたことがありましたが、外国人選手との防衛戦は難しいですか?

「オースチンのときは、私が1回英国に行って、こっちでタイトル戦が組まれた。1回肌を合わせてた。あっちで引き分けで決着がつかなくて、日本でタイトル戦をお願いした。今度は対戦経験がなくて、ビリーが日本に来て一発目が前哨戦で、日本でタイトル戦。あっちのフィールドで戦わず、日本での前哨戦とタイトル戦なので、私に有利なタイトル戦だと思うんです。でも来日してすぐのタイトル戦より、日本でゆっくりしてからのタイトル戦のほうが私自身は動きやすい。米国とか英国とか、違う国から長時間移動して、すぐにタイトル戦をするよりは、ちょっと過ごしてからのタイトル戦のほうが、私は心情的にも精神的にも体力的にもやりやすい。その点、ビリーはどうなのか? 彼女も万全でタイトル戦をできるのかなと思います」

――前哨戦がもし組まれていなければやりにくかったですか?

「そうですね。大体、海外の選手と戦うとなると。ファーストコンタクトって、初対面で知らない状態なんで」

――ただ坂崎選手は海外遠征の経験も豊富なので、そんなに戸惑うようなことはないですか?

「はい。言葉の壁はあるけど、プロレスだとそんなに関係はない。試合中、体の重心の置き方とか、力の強さとかで変わってくると思うけど、それは日本人が相手でも同じ。そんなには変わらないと思います」