日本が後半に堂安、田中のゴールでスペインに劇的逆転勝ち。トップでグループリーグ突破。次戦はクロアチアと対戦【W杯】

この日も好セーブを連発した権田(写真:AP/アフロ)

 42分には森保一監督は5人目のカード、田中に代わり遠藤航投入。直後にドイツが3-2としたことが分かる。

 44分のアルバのミドルはGK権田修一が弾き、45分のオルモのシュートは権田がキャッチ。

 アディショナルタイムは7分。この間、ドイツが4点目を挙げたことが分かる。この7分間もスペインがパスを回す場面が続くが、日本はことごとくクロスを跳ね返し、シュートを打たせない。苦し紛れのミドルシュートは枠を外れる。

 このまま日本がリードを守り切り、2-1で勝利を収め勝ち点6とし、グループトップで決勝トーナメント進出を決めた。

 森保監督は「選手たちが本当にタフに粘り強く、自信を持って戦ってくれた。前半、試合を通して苦しい戦いだったが、彼らは必ず自分たちはできるということを信じ続けてチーム一丸となって戦ってくれたのが良かった。前半、選手たちがつないでくれて、後半の得点につながった。みんなでつないだ勝利」などと選手たちを称えた。そして「順位的な新たな景色はベスト8だが、世界という舞台で戦っていけることを、選手たちは違った新しい景色を見せてくれていると思う。最後、ベスト8以上の新しい記録をしっかりとつかみ取りたい」と目標としたベスト8を超える結果に手応えを見せた。