秋山準がキャリア初のTLCマッチでジャネラを制し、EXTREME王座初戴冠。12・29TDCホールでササダンゴが挑戦へ【DDT】

挑戦を表明したスーパー・ササダンゴ・マシン(左)と秋山

 秋山は「これが(DDTに)戻ってきたのでよかったと思います。先のことを考えたら悩みの種ですけど」と安堵の表情を浮かべ、「(TLCマッチは)プロレスの一部だと思ってるし、DDTに来たらそういうこともいつかはしないといけないんだろうって思ってたので。(ササダンゴの挑戦は?)本来はチャンピオンがルールを決められるんですよね? 僕がガチガチのプロレスルールを提示して、彼はどうするのかって。だからお互いがOKであれば、挑戦者が決めてもいいと思うし。パワポ(パワー・ポイント)対決でもいいし。一方的に俺がルールを決めるんじゃなくて、どうやって盛り上げていこうかなって。俺もそうだし、彼にもその責任はあると思います」と試合形式については譲歩する姿勢を見せた。
 
 ササダンゴは「あんな簡単にOKしてもらえるとは思わなかった。秋山選手と年末のビッグマッチで、EXTREMEのベルトをかけて試合できるのは、これ以上ないチャンス。ここで自分がチャンピオンになって、ベルト獲って、しっかり結果を出したい」と意気込んだ。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL」(12月4日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○高尾蒼馬&岡谷英樹&町田光(8分36秒、エビ固め)高鹿佑也&石田有輝●&正田壮史
※ジントニック

◆第二試合 サッカーマッチ 前後半各2分
〈フェロモチア〉飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人(2-2)彰人&アントーニオ本多〈討伐JAPAN〉
※PK3-2でフェロモチアが勝利。ベスト8進出。
【試合経過】
●ディーノ(前半0分18秒、ジン・ラーベル式片エビ固め)彰人○
●ディーノ(前半1分21秒、片エビ固め)彰人○
※フリーキック
○飯野(後半0分37秒、片エビ固め)アントン●
※ケツゴェ
○飯野(後半2分54秒、片エビ固め)彰人●
※セクシーラリアット

◆第三試合 BURNINGvsThe37KAMIINA! 30分一本勝負
○遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&岡田佑介(12分9秒、片エビ固め)MAO&勝俣瞬馬&小嶋斗偉●
※バーニングスター・プレス

◆第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
土井成樹&大鷲透&○平田一喜(10分25秒、奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)HARASHIMA&坂口征夫&須見和馬●

◆第五試合 DDT EXTREME選手権試合~TLCマッチ 60分一本勝負
〈王者〉●ジョーイ・ジャネラ(11分32秒、体固め)秋山準○〈挑戦者〉
※リストクラッチ式エクスプロイダー。ジャネラが5度目の防衛に失敗、秋山が第56代王者となる。

◆セミファイナル スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
○樋口和貞&火野裕士&クリス・ブルックス&RSP(10分50秒、エビ固め)佐々木大輔&藤田ミノル&MJポー●&KANON
※ぶちかまし

◆メインイベント D王 GRAND PRIX 2022優勝決定戦 時間無制限一本勝負
○上野勇希〈Aブロック1位〉(20分32秒、片エビ固め納谷幸男●〈Bブロック1位〉
※BME。上野がD王 GRAND PRIX 2022優勝。
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