心直が再々計量で規定体重をクリア。数学赤点の乙津陸はREDのベルト獲得へ「もう1個赤いものを取っちゃおうかな(笑)」【KNOCK OUT】

「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦」で対戦する古木誠也(左)と工藤“red”玲央

工藤は「工藤拳」での決着は明言せず

「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦」では古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)と工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)が対戦する。

 工藤は「明日は自分がやってきたことを出すだけ。相手が古木選手なんでガンガンに攻め合って、それで僕が倒すというシナリオはできている」と自信を見せた。工藤は前回の試合では自ら名付けた「工藤拳」でKO勝ちを収めているのだが、そのバリエーションは現在22個にも上るという。今回の試合については「相手がいなかったらいくらでもできるが、相手は動いているので、その時のひらめきや体のバランス、距離で決めるので、一概に何個出すとかははっきり言えない」と工藤拳での決着こそ明言しなかったが「多分そうなるんじゃないですか」とも語った。

 一方、古木は「工藤選手と戦えることを楽しみにしている。まだ出せてない技がたくさんあるので自分の技を試しながら試合を楽しみたい」と語った。相手の「工藤拳」については「いつも通り、自分の戦い方をしてもらわないように気をつける」とさらりとかわした。