武尊「僕の格闘家としての原点はアントニオ猪木さん」印象に残っている試合はペールワン戦

会見後の取材でプロレスとの接点を語った武尊

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が12月13日、自らの格闘家の原点について10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの名を挙げた。そして数ある猪木さんの試合の中でも1976年にパキスタンで行われた「アントニオ猪木vsアクラム・ペールワン」の一戦を印象に残っている試合として挙げた。

 武尊はこの日、自らがブランドイメージキャラクターを務める「JOODAN」のキャラクター就任&新商品発表会に出席し、会見後の囲み取材で幼いころのプロレスとの出会いを語る中で、猪木さんについても語った。

 武尊は小学生低学年のころから、プロレスファンだった父母の影響で80年代に放送されていた猪木さんの試合に触れる機会が多かったとのこと。家にあったビデオで飽き足らず、いろいろ調べる中で出会ったのが猪木vsペールワン。

 武尊は「猪木さんの70年代とかの異種格闘技戦とかの映像を見ていて、強い人ってカッコいいなというのが最初の格闘技に興味を持ったきっかけ。その後にK-1を見てK-1をやりたいなと思った。一番印象に残っているのはアクラム・ペールワン戦。向こうでやって、周りは現地の人しかいない。完全アウェーで試合後に襲われるかもしれないような状況。アウェーであんな戦いができるなんてカッコいいなって思った」などと語った。

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