武尊が教育支援プロジェクトで訪れたラオスの状況を報告「未来のある子供たちにいい環境を作ってあげたい」

CBDを気化吸収する「JOODAN」のブランドイメージキャラクターを務めることとなり、就任&新商品発表会に出席した武尊

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が12月13日、ラオス教育支援のプロジェクトで訪れたラオスの教育現場の現状と今後の自らの活動について語った。

 武尊はこの日、自らがブランドイメージキャラクターを務める「JOODAN」のキャラクター就任&新商品発表会に出席し、会見後に囲み取材に応じた。

 武尊は今回のラオス訪問について「1泊3日で行ってきた。ラオスはアジアの中でも一番貧しい国で、教育を受けられない子供たちがたくさんいると聞いていて、そういう活動をしている人が周りにいたので、これまでも協力させてもらっていて、学校を作らせてもらったりしていた。試合があるとなかなか行けなくて、直接行かせてもらったことはなかったが、試合が決まっていないこのタイミングで行かせてもらった」と語った。そして「学校があるといっても環境が悪いし衛生状態も悪い。子供たちに制服や筆記用具を提供したりしたが、それでも足りていない。教育を受けられていない子供たちがたくさんいた。それに、教育する先生の給料が払われていなかった」などとラオスの教育現場の現状を説明したうえで「今の目標は、僕が中心になって呼びかけをして、もっと大きい学校だったり、校舎を増やしてあげたりといったことをしたいと思っている。国がそういう支援を全然やっていないので、こういう支援団体がやっていくしかない状況。給料、維持費を支援するようなプロジェクトをやっていきたい」などと語った。

「もともと保育士にもなりたかった」という武尊は「子供たちに何かしてあげたいとは現役を始める前から考えていた。これまでも親がいない子供たちの施設とか孤児院だったりを回る活動はさせてもらっていた。今、現役後半になって影響力も大きくなってきたので、さらに活動を増やして、ちょっとでも子供たちが救われたり、未来のある子供たちにいい環境を作ってあげられたらいいなと思っている」と今後も子供たちをめぐる環境整備に関わる活動により一層力を入れていくことを誓った。