「3階級行けるで!」亀田興毅氏が谷口将隆の王座防衛と3階級制覇に太鼓判【3150FIGHT】

会見で亀田興毅ファウンダー(左)は谷口の防衛を確信するコメント

 練習前に行われた会見で亀田氏は「この前、谷口チャンピオンの3人を相手にした12Rのスパーリングを見させてもらった。やっぱり世界チャンピオンだなと思った。強いなと思った。パンチをもらわない。すごい技術を持っている。群を抜いて技術のレベルが高い。3150FIGHTが立ち上がって4回戦や6回戦の選手のサバイバルな試合をずっと見てきたが、世界レベルになるとここまで違うものかと感じた。“ボクシングの世界王者はここまでレベルが違うんだ、レベルが高いんだ”ということを見に来てくれる人たちに伝えられるんじゃないかと思う」と語った。そして対戦相手のメルビン・ジェルサエム(フィリピン/同級1位)について、過去にタイでタイ人王者に挑戦し1-2の判定で敗れている実績を挙げ「元世界王者という肩書があってもおかしくない選手。この相手にどれだけの試合をするのか楽しみ。この試合で王者としての実力を皆さんにお見せすることができれば、次はもっと大きい、もう一つ上の舞台を3150FIGHTで作りたい」などと今後についても言及した。この“大きい舞台”については「ずっとこの階級にとどまっているとは思わない。上の階級でも王者になれる」などと複数階級の制覇を提案。