CHAN-龍が6戦6勝でフェザー級、片山将宏が5戦5勝でフライ級新人王に輝く【修斗】

ライト級は終始アグレッシブに攻め込んだ安海健人が勝利(撮影・堀田真央人)

ライト級は安海健人が深見弦汰に3-0の判定勝ち

 ライト級では安海健人(ALMA FIGHT GYM BASE)と深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)が対戦し、安海が3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、オーソの安海とサウスポーの深見。安海は左ロー、右インローで下がらせるとパンチにつなげ、バックブローも放っていく。下がりながらも時折パンチを返す深見だが、なかなか手数が出ない。安海はカウンターで右フックを顔面にヒット。安海はロー、前蹴りから距離を詰めてパンチをヒット。残り1分を切ってタックルを試みる深見だが、安海はすぐに突き放す。安海のバックブローに合わせて組み付いた深見がバックを取りかけるが安海はすぐにヘッドロックの体勢を取ると首投げでテイクダウン。パンチを放ったところで1Rが終了。

 2R、安海は圧をかけてロー。深見もローを返すが続かない。圧をかける安海。深見のローにカウンターで右フック。深見は左ミドルも自らバランスを崩し、次の手を出せず。圧をかける安海に深見の左ストレートがヒット。続けざまにワンツーも安海の前進は止まらない。安海はローからバックブロー、その回転を生かして右フック。クリーンヒットこそしないが、手数で勝る。深見は終盤、左フック、左ストレートをクリーンヒットも安海はすぐに組み付いて追撃を許さず。ラウンド終了間際には深見が左ストレートを立て続けにクリーンヒット。

 終始アグレッシブに攻め込んだ安海が3-0の判定で勝利を収めた。

 またバンタム級は新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)と南風原吉良斗(Theパラエストラ沖縄)の間で決勝が行われる予定だったが、南風原が右ヒザ前十字靭帯損傷及び右ヒザ半月板損傷で全治に6カ月を要すると診断され、今大会を欠場。新井が不戦勝で2022年度バンタム級新人王となった。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦」(1月15日、東京・後楽園ホール)

◆メインイベント・第9試合 フェザー級5分3R
●山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会)(2R27秒、KO)山本琢也(パラエストラ千葉)○

◆セミファイナル・第8試合 63kg契約5分3R
●加藤ケンジ(日本/K.O.SHOOTO GYM)(2R4分37秒、KO)ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト(ブラジル/EVOLUCAO THAI)○

◆第7試合 バンタム級5分3R
●野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)(1R4分23秒、KO)齋藤奨司(FIGHT FARM)○

◆第6試合 女子スーパーアトム級5分3R
●黒部三奈(マスタージャパン東京)(2R2分29秒、KO)渡辺彩華(AACC)○

◆第5試合 2022年度新人王決定トーナメント フライ級決勝戦 5分2R(延長1R)
●須藤晃大(EXFIGHT)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)片山将宏(TRIBE TOKYO MMA)○

◆第4試合 2022年度新人王決定トーナメント ウェルター級決勝戦 5分2R(延長1R)
●クアト驎(パラエストラ小岩)(1R1分20秒、TKO)エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)○

◆第3試合 2022年度新人王決定トーナメント フェザー級決勝戦 5分2R(延長1R)
●椿飛鳥(トライデントジム)(1分52秒、TKO)CHAN-龍(MMAZジム)○

◆第2試合 2022年度新人王決定トーナメント ライト級決勝戦 5分2R(延長1R)
○安海健人(ALMA FIGHT GYM BASE)(判定3-0=20-18、20-18、20-17)深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)●

◆第1試合 女子49kg契約5分2R
○渡邊富紀恵(修斗GYM神戸/大道塾)(1R3分35秒、TKO)天天さくら(総合格闘技ジムBATTLE)●

◆オープニングファイト 68kg契約5分2R
●ヨシ イノウエ(パラエストラTB)(2R4分57秒、横三角絞め)磯部鉄心(パラエストラ松戸)○
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