豊島区制90周年企業実行委員会が早くも「100周年」に向けた未来を語るトークセッションを開催

株式会社ironowa 代表取締役CEOの武藤浩司氏(右)

 武藤氏が代表を務めるironowa社は今年1月に山口不動産株式会社から社名を変更したばかり。「さまざまな個性やバックグラウンドを持つ人々が大塚のまちに集まり、手を取り合って主体的に暮らせるような、まちにしたい」というテーマを掲げていることからこの日は「豊島のいろとわ 〈輪〉」というテーマでプレゼンを展開した。

「豊島区は個性がちょっと弱いかなと思う。強みを作っていくために豊島区の色を作ってはどうか。豊島区の色はどんな色か?」と投げかける武藤氏。武藤氏の考える色は「豊島の色と書いて『艶』」。その色を象徴する層として20~50代の女性、子育て世代の中心層を挙げ「豊島区の中核となるべく層なのでは」と訴える。続けて、色にまつわる、景色、音色、声色、色気といったキーワードを挙げた。

 また「豊島区が掲げる“誰もが主役になれる”を実現するためには各世代が当事者意識をより強く持って、自分たちが主役になれるようにもっともっと考えて努力をしなければいけないんじゃないかと思っている。そういう主役を張れるような人物が多ければ多いほどいろいろな発想が生まれ、十人十色の主役たちがつながることで発信力が増し、豊島区の魅力を世に伝えることができるのかなと考えている」などとも語った。