豊島区制90周年企業実行委員会が早くも「100周年」に向けた未来を語るトークセッションを開催

グラフィックレコーダーを務めた松田海さん

 その後のディスカッションは「パーパス経営」「サードプレイス」といったキーワードを軸に展開。「豊島区の固有性や独自色といったものを次のフェーズで考えなければいけない。次の100周年に向けてチャレンジしたら面白い。豊島区に企業が来たくなる」(松本氏)などとテーマであった「100周年に向けて」の指針も語られた。

 トークセッション後には企業実行委員会参画企業によるSDGs宣言がなされ、この日は株式会社久世、株式会社デサント、マテックス株式会社、株式会社ironowaが代表して各々の取り組みを紹介した。SDGs宣言にあたり、企業実行委員会に参画する東京海上日動火災保険株式会社がSDGsセミナーを実施し、その後も各企業を訪問するなどして、47社のSDGs宣言書作成を支援した。これを受けて渡邊裕之実行委員長は講評の中で「行動宣言書ができたことがゴールではなく、継続していくことが力だと思っている。そのためにも今後は豊島区ならではのSDGs認証企業制度の構築を検討していただきたい。そして、認証企業が一社でも多くなっていくことが豊島区がこれからよくなることだろうと思う」などと語った。