「しゅんまお」が“師匠”大石・旭超えを果たしKO-Dタッグ王座初V。2・23バーレスク東京での“路上プロレス”で高木&阿部を迎撃へ【DDT】

フィニッシュは「俺たちのまっどまっくす」

 序盤、場外で旭がスケボーで勝俣を攻め、大石がコーナーマットを外してむき出しの金具に勝俣をぶつけるなど、巧妙な反則攻撃を繰り出す。MAOに旭がダイビング・フットスタンプを見舞えば、大石がムーンサルトプレスを放つ好連係。「しゅんまお」は誤爆を誘われるなど、なかなかペースを握れず。大石が2人めがけて場外へラ・ケブラーダを発射。大石・旭は勝俣に合体技のサボテンの花を決めるもカウントは2。さらに合体技を狙うも、MAOが大石にフランケンシュタイナーで阻止。それでも大石は勝俣に直伝トルネードクラッチ、フジヤマ・ニーロックで攻め込むも、MAOがキャノンボール450°でカット。すかさず「しゅんまお」は大石に「俺たちのまっどまっくす」をズバリと決めると、勝俣がカバーし3カウントを奪取した。負けを認めた大石・旭は潔く「しゅんまお」の腰にベルトを巻いた。

 試合後、今林久弥GMが次期王座戦が2月26日の後楽園大会で予定されていることを告げると、この日の第1ダークマッチで27人のどインディー、アマチュアプロレス、学生プロレスなどの選手との“ノーギャランブル”マッチで激闘を繰り広げた「チーム煩悩大社長」が登場し挑戦表明し、王者組も受諾。今林GMが2・26後楽園での王座戦決定をアナウンスしようとすると、高木は「誰がこのリングでやると言ったよ? 俺たちとしゅんまおがやるんだぜ。路上でやるしかねぇだろ。俺はもう場所を探してる!」と発言。2月23日にバーレスク東京を押さえていることを明かし、今林GMも了承。この王座戦で勝ったチームは3日後の2・26後楽園で防衛戦を行わなければならなくなった。