2年連続技能賞受賞の和島大海が「来年も技能賞を狙います」、敢闘賞のKANAは女子エースとしてさらなる高みを目指す【K-1 AWARDS】

プレゼンターを務めたプロレスラーの武藤敬司、清宮海斗と敢闘賞の黒田斗真とKANA(左から)(撮影・三田春樹)

 KANAは昨年2月に約1年3カ月ぶりの復帰を果たすと6月の初の女子大会「RING OF VENUS」ではスーリ・マンフレディにKO勝ちを収め、K-1の女子エースとして大会を締めくくった。12月の大阪大会ではオロール・ドス・サントスにKO勝ちと完全復活を果たしている。KANAは「このような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。2023年、しっかり自分の拳で最強を目指して頑張っていくので、これからもよろしくお願いします」と改めてK-1女子のエースとしてさらなる高みを目指す決意を述べた。

 黒田は12月の大阪大会で行われた「初代バンタム級王座決定トーナメント」で3試合中2試合が延長にもつれ込むという激闘を勝ち抜き、初代王座を獲得。2021年に行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に続く優勝で、K-1のバンタム級を完全に制圧した黒田は「このような賞をいただきありがとうございます。2023年は海外の選手と戦っていきたいと思っている。そこで圧倒的な勝ち方をして、K-1が最強で最高ということを証明していきたい」と世界の強豪との対戦に目を向けた。

 パヤーフォンは「RING OF VENUS」で行われた「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」で準決勝でMIOに判定勝ち、決勝ではKrush女子アトム級王者の菅原美優を延長にもつれ込む接戦の末、破り初代王座を獲得した。この日は表彰式を欠席となったが「3月12日の試合も頑張るので応援よろしくお願いします」などとビデオメッセージを寄せた。その3月12日の「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(東京・国立代々木競技場 第一体育館)では菅原を相手に初防衛戦に臨む。

「K-1 AWARDS 2022」
◆最優秀選手賞(MVP):軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆最高試合賞(ベストバウト):金子晃大vs玖村将史(2月27日、K-1東京体育館大会)
◆技能賞:レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)、和島大海(月心会チーム侍)
◆敢闘賞:KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
◆殊勲賞:パヤーフォン・アユタヤファイトジム(アユタヤファイトジム)
◆ベストKO賞:大和哲也(大和ジム)
◆Krush最優秀選手賞(MVP):菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
◆Krush最高試合賞:池田幸司vs野田蒼(7月30日、Krush.139)
◆功労賞:卜部弘嵩、加藤久輝、郷州征宜、佐々木洵樹、中野滉太
◆K-1 NEXT賞:斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
◆新人賞:大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
◆ベストGYM賞(プロ部門):K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ
◆ベストトレーナー賞:秋元僚平(K-1ジム五反田チームキングス)
◆ベストガールズ賞:宮野真菜
◆ベストレフェリー賞:豊永 稔
◆ベストGYM賞・アマチュア部門:K-1ジム大宮(代表・姜宗憲)
◆アマチュア最優秀選手賞:上野空大(K-1ジム大宮)、島田知佳(GRES 8Mile GYM)
◆ABEMA賞:大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
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