疑惑の裁定で王座獲得逃した重岡銀次朗が再始動。亀田興毅氏「再戦はIBFの返事待ち」

シャドーではいつも通りの軽快な動きを見せた

 試合後には地元の熊本に帰郷。「熊本の自然を感じながらリフレッシュしてきた。だいぶ休んだ(笑)。9~10kgくらい減量したが一瞬で戻るくらいには食べ続けていました(笑)。会う人会う人みんな“頑張ったね”“残念だったね”と言って食べ物を与えてくれる。おいしそうだし、残すわけにもいかないので食べ続けてました(笑)」などと短いオフを満喫。その中でも「ママの手料理が一番おいしかった。コロッケとかカレーとか。親が作るコロッケが好き」とのことだった。

 4月での再戦についてはどう転ぶか分からない状況ではあるが「調整はできます。そこで再戦ができれば。自分は結果が覆えればとかは考えていない。もう一度、同じ選手とベルトをかけてやらせてもらえれば文句はない。取りあえず4月16日に再戦ができれば」と語り、この間の調整については「気持ちは切り替えられているので、まずは再戦が決まることを願って、自分は次こそしっかり倒して勝てるように自分のボクシングを見直したい。もう一度バラダレスとやれるというつもりで練習を始めようと思う。といってもバラダレス対策というわけではなく、今まで通り、自分のやりたいボクシングを極めるための練習になる」などと語った。

「熊本では走ったりもしていなかった」と語っていた重岡だったが会見後には軽快なシャドーボクシングを披露した。

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