小池東京都知事「東京は江戸から続く伝統と最先端の革新が共存する街」、ぼる塾の3人は「まだまだ知らないことがあった。東京をもっと知りたい」

東京の魅力を語る小池都知事

 ここで登場した小池氏は東京の魅力について「たくさんあるが、江戸から続く伝統と最先端の革新が共存する街ということ。“Old meets New”という言葉を使っているんですが、これは世界でも珍しい。例えば浅草寺と東京スカイツリー、皇居の前が丸の内の高層ビル群になっているというように伝統的な場所と新しい場所が隣り合っている。こういったところが海外の方から見ても“素敵だな”と思っていただけているところ。加えて、誰もが安心安全に過ごせて、旅行ができるというところも大きな魅力。そして私たちは当たり前に思っているが縦横無尽な交通網が時間ぴったりに走っている。これもみんなが“すごい”と言っている。近代的な技術やインフラがそういった東京の魅力を支えてくれている」などと語った。そして「世界を引き付ける魅力がたくさんある。食の魅力、伝統と最先端の技術、島とか多摩とか自然がいっぱいなところも楽しんでもらいたい。たくさんの観光資源にちょっと都会から足を延ばすだけで出会える。そして持続的に旅行者を受け入れていくという意味では、都民の皆さんに故郷・東京、地元・東京に改めて愛着を持っていただいて、観光の振興に参画していただくということが大切」などと呼び掛けた。

 最後は小池氏、ぼる塾の3人と会場に集まった約300人の参加者が東京都庁を背景にそれぞれの願いを込めたランタンを空に向かって打ち上げた。そのらんたんに、はるかは「もっとつながる東京」、あんりは「みんなが大好きな東京」、田辺は「毎日発見がある東京」、小池氏は「みんなでつくるあしたの東京」とそれぞれしたためた。