4・8ボクシングデビュー戦の那須川天心「今回の試合はボクシングからの果たし状」、対戦相手の与那覇勇気は「俺は甘くない」とギラギラ

　また那須川はトレーニングをしたうえでキックボクシングとボクシングの違いについて「一番最初に思ったのは距離感とラウンド数。キックの距離に慣れていたので、そこを調整するというか。今も模索中。完璧なんてないので。4月の試合で完璧を見せられるかというとそうではない。毎日、最高を目指してやっている。あとはラウンド数は体の使い方とか。簡単に言ってしまえば短距離が長距離になる。全く違うスポーツ。よく“蹴りがなくなっただけじゃん”とか言うが、そんなことはない。奥が深い」などと語った。

　なお今大会では寺地vsジョナサン・ゴンザレスの「WBC・WBA・WBO世界ライトフライ級王座統一戦」と井上拓真vsリボリオ・ソリスの「WBA世界バンタム級王座決定戦」の世界戦2試合を含む5試合が行われるのだが、試合順については会見に出席した阿部麗也が「メインが那須川天心君ですか？」とポロリ。アマゾンジャパンの児玉隆志氏も「順番としてそういう見方をされるかもしれないが、私どもはすべてがメインだと思っているくらい、どれも見逃せないと思っている」などと発言したことから那須川の試合がメインという見方もあるが、会見ではMCが「試合順については現在調整中」と2度もアナウンス。那須川も「まず試合順に関してははまだ決まってないと思うので、勘違いしてもらわないようにしたいなと思う」などと語っている。