2度のダウンを奪った横山朋哉がペットサムイの逆襲しのぎ判定勝ち【Krush】

ペットサムイの強烈な左インロー(撮影・須山杏)

 対するペットサムイは頑丈な肉体とパンチ・ヒジ打ちで前に出る好戦的なスタイルでラジャダムナンスタジアムを中心に活躍。2013年3月に初来日し、石井宏樹が保持していたラジャダムナンスタジアムのスーパー・ライト級王座に挑戦。強烈なヒジ打ちで石井をマットに沈めて、同王座を手に入れた。2022年12月3日のK-1大阪大会に参戦し、与座優貴と対戦も判定負けを喫している。

 1R、サウスポーの横山とオーソドックスのペットサムイが対峙。ペットサムイの右ミドルに横山は左ジャブ、左インロー。ペットサムイはサウスポーにチェンジし左ロー。横山も左インロー。横山はワンツーもペットサムイはガード。横山の右のパンチに右フックをカウンターで合わせる。ペットサムイが圧をかけ横山にコーナーを背負わせるが横山がカウンターの左ストレートでダウンを奪う。残り1分、横山はパンチの連打。強烈な左ボディー、左ハイを打ち込むがペットサムイはガードを固めてしのぎ切る。