2度のダウンを奪った横山朋哉がペットサムイの逆襲しのぎ判定勝ち【Krush】

両者のパンチが交錯(撮影・須山杏)

 2R、横山はペットサムイの左ローに左ストレートを絶妙なタイミングで合わせダウンを奪う。立ち上がって前に出るペットサムイのローにパンチを合わせる横山。横山は前蹴り、左ロー、右インロー、左ボディー、右アッパーを的確に当てていく。しかしペットサムイはガードを固め前に出て左ローを連打、そして強烈な左フック、右ボディー。横山は足を使ってかわしつつ、右アッパー、左ストレートをガードのすき間から打ち込んでいく。

 3R、ペットサムイは圧をかけ左ロー。足を効かされた横山が左フックでダウンを奪われる。圧をかけて左ローから左右のフックのペットサムイ。横山は右アッパー、左ストレート、飛びヒザを打ち返すもローに足が流れる。ペットサムイの左ローからのフックの連打を浴びながらも横山は足を使って逃げてはパンチを返す。残り30秒、カウンターの左ストレートでペットサムイを下がらせるとパンチをまとめ反撃。打ち合いのまま試合終了。

 ペットサムイの逆襲をしのいだ横山が3-0の判定で勝利を収めた。

「Krush.146」(2月25日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフライ級/3分3R
○長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(判定3-0=30-25、30-25、30-26)安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R
○中澤誠弥(PITBULL(判定3-0=30-24、30-24、30-24)小島卓也(優弥道場)●

◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)(判定3-0=30-27、30-28、29-28)堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
●夜叉猿(力道場静岡)(判定0-2=28-28、27-28、27-28)小田尋久(TEAM3K)○

◆第3試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○内田 晶(チーム・タイガーホーク)(判定3-0=28-26、28-26、28-26)倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●水津空良(優弥道場)(判定0-3=27-30、27-30、26-30)健介(Jay’s Box)○

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=27-30、27-30、28-30)龍斗(team NOVA)○

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●昇也(士魂村上塾)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●吉岡ビギン(team ALL-WIN / 9+ nine plus lab.)(判定0-2=30-30、29-30、29-30)白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆第8試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
○加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)(判定3-0=30-28、29-28、29-27)幸輝(インタージム)●

◆セミファイナル(第9試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○横山朋哉(リーブルロア)(判定3-0=28-26、28-26、28-26)ペットサムイ・シムラ(タイ/志村道場)●

◆メインイベント(第10試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○池田幸司(ReBORN経堂)(2R1分8秒、KO)松谷 桐(ALONZA ABLAZE)●
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