3・21後楽園での一騎打ちに向け、竹下幸之介と高木三四郎が並々ならぬ決意示す。竹下「最高のオヤジ超えを果たし、親孝行したい」【DDT】

高木戦への思いを語った竹下

 約1年の米国遠征を経て高木にぶつけたいものに関して、竹下は「AEWを主戦場に戦っていて、試合があることが当たり前じゃない。所属選手が150人くらいいて、ゲストでたくさんの選手が来て。毎週水曜が大会で、試合はダークマッチも含め組まれるのはだいたい50人。3分の1に入らないと試合すらない。日本にいたときには抱けなかったハングリー精神というか。当たり前のように試合が組まれて、当たり前に頑張れる環境がある。頑張ることすらも許されないという。そういう環境で1年やってきて。昔の高木さんにはインディー魂というか、絶対にほかの団体になめられないぞというハングリーさを、2004年、2005年とかの小学校2年生くらいから見てて。そのときの高木三四郎と戦ってみたいと思ったのがそもそもなんで。僕は心の準備もできてるし、コンディションはバッチリなんで。あとは高木さん次第じゃないですか」とコメント。

 その米国での経験を踏まえて対峙する竹下について、高木は「昨日、鶴見で久しぶりに対峙しましたけど、さらにデカくなってるなと。ただAEWという組織自体がかなり大きい。そのなかで生き抜いていくのは彼にとって大事なことだと思う。自分がDDTを1997年に立ち上げて、ずっといろんなものと戦ってきて。ときには選手だけじゃなく、ファン、メディア、世間とも戦い、いろんなところで戦ってきて勝ち取ってきたのが今のDDT。だから自分はそれを背負って。竹下も戦ってるかもしれないけど、オマエの戦いがどこまでのものなのか。自分もいろいろ戦ってきたので負けないです」と意気込んだ。

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