海人がKNOCK OUTに続きRISEのベルトも獲得。4月のSBでは世界戦を希望【RISE】

ソンヒョンがパンチで反撃(撮影・三田春樹)

 ソンヒョンは「コリアンモンスター」の愛称で日本と世界を股にかけて戦うファイター。これまでRISE3階級制覇の裕樹、シュートボクシング世界王者の鈴木博昭、HOOST CUP王者の麻原将平ら国内のトップファイターを次々と撃破。2019年に松倉信太郎との王座決定戦で勝利を収め王座を獲得したのだが、折からの新型コロナ禍で来日がかなわない時期が続いたことから今回が初防衛戦だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ソンヒョンのジャブに海人が右カーフ。海人は左ジャブから右ストレート、ジャブから右カーフ。ソンヒョンもローから右ストレート。ソンヒョンが右ストレートを当てると、海人はノーガードでパンチを放っていく。そしてロー、ボディー。ソンヒョンが圧をかけてローから右ストレート。海人は左ミドル、ヒザ、左ボディー。終了間際、ロープに詰めて、左ボディーから一気にパンチをまとめる。オープンスコアは3者とも10-9で海人。