志朗が那須川天心に続いて日本人2人目のRISE世界王座を獲得。そして玖村将史へのリベンジとWORLD SERIES出場をアピール【RISE】

志朗の右ロー(撮影・三田春樹)

 5R、前に出るしかないディーゼルレックに志朗はロー、左ジャブ、前蹴りで入れさせない。そしてハイキック。志朗は詰めてロー、前蹴り。ディーゼルレックも前蹴りを返すが、攻撃は続かない。それでも前に出たディーゼルレックに志朗は狙いすました右ハイキック。ディーゼルレックは大の字にダウン。残り30秒を切ったところで見事に倒し切った。

 志朗は試合後のマイクで「世界のベルトは取りましたが、去年負けた玖村選手にリベンジ、そして54kgのWORLD SERIESに自分も出たいと思います」と昨年の「THE MATCH 2022」で敗れたK-1の玖村将史へのリベンジと7月からスタートする−54kgでの世界トーナメントへの出場をアピールした。