志朗が那須川天心に続いて日本人2人目のRISE世界王座を獲得。そして玖村将史へのリベンジとWORLD SERIES出場をアピール【RISE】

フィニッシュとなった右ハイ(撮影・三田春樹)

 試合後の会見では「KOは狙っていた。最終ラウンドの残り30秒くらいでのKOは自分らしいといえば自分らしい。KOできてよかった。計量の時に向かい合って、首が太くて、過去の試合も顔では倒れていない。殴った時に揺れる感覚は手で分かるが、揺れないので、打たれ強いなと思った。途中で切り替えて三日月とかローでいったが、お腹が効いて、お腹を隠すけど顔は隠さないんだ、と。打たれ強さに自信があるんだなと。気持ちは強かった」などと試合を振り返った。

 フィニッシュについては「ローは感触はあったが、蹴ってもすぐに蹴り返してくる。3Rで効かせられたが倒れるまでは行かないと思ったので、そこはロー、ヒザ、ミドル、ハイと散らそうと思ったんで、そこはうまいことつながったんじゃないかと思う。これでやっと倒れるんだ、倒れる人間なんだと安心しました」などと語った。