3連敗の萩原京平が復活勝利。リングサイドの平本蓮に「クソガキ、見とったか! お前もちゃんと勝てよ」【RIZIN.41】

アグォンにグラウンドに引き込まれるが極めさせず

 萩原は2020年8月にRIZIN初参戦を果たすと年内に4戦に参戦。大晦日には“裏メイン”ともいわれた平本蓮戦でTKO勝ちを収め、一気に名を上げた。新型コロナ禍の中、新たに立ち上がった配信を収益源とする「RIZIN LANDMARK」の旗揚げ大会のメインで朝倉未来との対戦が実現するなどキーパーソン的な存在となったが、飛躍を期待された2022年は弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕を相手に3連敗を喫し、どん底に突き落とされていた。

 1R、センターを取って圧をかける萩原。アグォンはすぐにタックルに行くとバックを取る。萩原はコーナーに逃げ、テイクダウンをしのぐ。リフトされ尻をつかされるが、すぐに立つ萩原。しかしアグォンはバックをキープしたまま。そして引き倒しグラウンドに持ち込む。アグォンの右腕が首に回る。萩原は左腕を取って防御。アグォンが絞めるが萩原はアゴで受けしのぐ。腕をはずさせた萩原は背中を向けながらもパンチ。そのすきをついて首を狙うアグォン。萩原は何とかしのぎ切りゴング。