寺山修司没後40年記念「映画監督◉寺山修司」を5月に開催。『書を捨てよ町へ出よう』ら全作品を一挙上映

寺山修司

 歌人、劇作家、映画監督、劇団「天井桟敷」の主宰などさまざまな分野で活躍した寺山修司が1983年に亡くなってから今年で40年になる。

 今年は青森県三沢市にある寺山修司記念館を中心に没後40年事業を展開中なのだが、5月18~21日には東京・渋谷のユーロライブで寺山修司映画祭2023「映画監督◉寺山修司」が開催される。寺山が監督した長編、中編、実験映画を一挙上映。寺山と天井棧敷の関連グッズも併せて販売するという。

 上映作品は長編作品の『書を捨てよ町へ出よう』 『田園に死す』『さらば箱舟』『上海異人娼館』、中編作品の 『草迷宮』、実験映画の 『迷宮譚』『消しゴム』『一寸法師を記述する試み』『青少年のための映画入門』 『疱瘡譚』『マルドロールの歌』『ローラ』『審判』『檻囚』『トマトケチャップ皇帝』『ジャンケン戦争』『蝶服記』 『書見機』『二頭女−影の映画』。

 また20日16時の『書を捨てよ町へ出よう』の上映終了後にはJ・A・シーザー(演劇実験室◉万有引力主宰、演出家、音楽家)、同19時の『実験映画集1』の上映終了後には森崎偏陸(元天井棧敷)、笹目浩之(テラヤマ・ワールド代表、ポスターハリス・カンパニー代表)によるトークセッションも行われる。

 詳細は「寺山修司没後40年認定事業」の公式ホームページから( https://www.terayamaworld.com/40th/ )。 

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