大久保琉唯の返上による第2代フライ級王座決定トーナメント開催。山脇飛翼、大鹿統毅、大夢、長野翔が参加【Krush.149】

準決勝第1試合で対戦する山脇飛翼(左)と大鹿統毅

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が4月20日、都内で行われ「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」の開催が発表された。これは初代王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の王座返上に伴って行われるもの。4選手が参加するワンデートーナメントで行われ、準決勝の第1試合は山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs 大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)、第2試合は大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs 長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、それぞれの勝者が決勝で対戦する。

 第1試合の山脇は「K-1甲子園2019」の−55kg王者で初代王座決定トーナメントにエントリーされていたものの、ケガで無念の欠場となっていた。山脇は「前回のトーナメントはケガで出場できなかった。僕が出ていたら絶対に優勝していたと思うので、今回も注目してほしい」などと今回はその悔しさを胸に秘めての参戦となる。ここまでのプロ戦績は6戦3勝(2KO)2敗1分。

 対する大鹿は「K-1甲子園2022」の−55kg王者でここまでのプロ戦績は6戦6勝。他団体でデビューし、昨年12月の「Krush.144」でK-1グループに初参戦し、初代王座決定トーナメントに出場した西林翔平を破っている。大鹿は「今回、フライ級トーナメントに参加できて光栄。まだ無敗なので無敗のまま王者になりたい」と無敗での王座獲得に意欲を見せた。この試合は-1甲子園王者同士の対戦となる。

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