“山田ツインズ”の兄・山田彪太朗が王座獲得で双子王者誕生。「ここまで育ててくれたお母さん、ありがとう」【SB】

山田の右がヒット(撮影・須山杏)

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第2戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.2」(4月30日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB日本フェザー級タイトルマッチ」で“山田ツインズ”の兄・山田彪太朗(シーザージム)が王者・川上叶(龍生塾)に2-0の判定で勝利を収め、悲願の王座獲得を成し遂げた。

 山田は昨年11月にフェザー級次期挑戦者決定トーナメントを制して今回のタイトル挑戦権を獲得した。弟の虎矢太が3月に植山征紀をKOで破りSB日本スーパーバンタム級王座を獲得しており、兄としてはどうしても負けられない一戦だった。

 川上は昨年4月に王座決定戦で魁斗を破り王座獲得し、バンタム級に続いて二階級制覇を達成した。昨年12月に行われた「RISE WORLD SERIES/SHOOT BOXING KNGS 2022」では元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔と対戦し、下馬評を覆して判定勝ちを収め、シュートボクサーの強さを満天下に知らしめた。今回が初防衛戦だった。

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