常盤貴子「年一回タケノコゆがく」「球根って裏切らない」謎めいた私生活をぶちゃけ

 俳優の常盤貴子が5月17日、都内で自身初のフォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』(主婦と生活社)発売記念会見に登壇した。『小さな幸せで満たす日々』は、日常の中の小さな幸せを見つけて楽しむことを大切にする常盤の “好きなもの・好きなこと” を綴った初の撮り下ろし、書き下ろしによるフォトエッセイ。

自身初のフォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』(主婦と生活社)発売記念会見に登壇した常盤貴子

「暮らし」「おしゃれ」「美容と健康」「心の栄養」「仕事と私」の5つのテーマで常盤本人が7万字を超える文章を執筆し、エッセイ部分の写真撮影も自らが行ったという本書。好評につき発売前に重版したことも発表された。

 のっけからタケノコの煮物の写真を前に「連続ドラマですごく忙しかった時期に “こんなにすさんだ生活をしていたら人間としてだめになる” と気づいて、自分の誕生月が4月ということもあって一年に一回タケノコだけはゆがこうと決めた。結構ハードルが高いので “毎年タケノコをゆがいている” と言うと、周りの人からいいリアクションをもらえるのがうれしくて続けている」と嬉々として語る常盤。2匹の愛猫や整理整頓の救世主というカゴ、自宅で咲いたチューリップ、寒い時期に仕込む「寒仕込み」の味噌に「梅しごと」……。

 それぞれの写真に「球根って絶対に裏切らないし、春になったら絶対チューリップが咲いてくれる。それくらい信頼があるので “春になったらお互いにお花を愛でようね” という意味でプレゼントするのもすごく好き」「もともと梅が好きでシロップや梅酒を作っていて、ようやく梅干しに挑戦するようになった。一年目は蜂蜜で漬けてやわらかい感じにしたけど、体のことを考えると酸っぱい梅干しのほうがいいのかな。今年はシソを入れずに白い梅干しにしてみたい」など飾らないトークを繰り広げた。

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