まだまだ終わらない!これぞ、国際映画祭!SSFF&ASIA2025の閉会式に参加してきた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 ただ今、次回作の脚本の執筆に没頭しております。うまい時間の使い方を会得しまして、いい効率で仕事ができているように思うのですが、東京が急に暑くなりまして、果たしてこの作戦のままで大丈夫なのか若干不安を感じている今日この頃です。

 まあ、大丈夫でしょう。では今週も始めます。

黒田勇樹

 ショートフィルムの祭典『SSFF&ASIA2025(ショートショートフィルムフェスティバルアンドアジア)』、オンラインでの配信はまだまだ続くのですが、オフライン…リアルな会場とでも言うのですかね?の、クロージングにお邪魔してきました。

 イベント中、上映された映画の感想とか、もちろんアワードやグランプリの感想も書きたいのですが、まずはこの「クロージング自体の素晴らしさ」を、報告させて下さい。

 1番感動したところが3つあるのですが、その中でも特筆したいのが、スコットランドからいらっしゃったアニメ映画の監督が「ずっと部屋にこもって一人で“この作品は誰かの心に響くのだろうか”という自問自答を続けながら作って、今こうして“地球の裏側で評価してもらえた”」と、おっしゃられたこと。エモくないっすか!? 部屋の中から世界の裏側へ! 筆者もアニメ制作をしたことあるのですが、本当に孤独な作業で不安になることも多々というか、殆どは不安との戦いみたいな時間なので、このコメントには、ちょっと涙してしまいました。

 あとはなんといっても主宰の別所哲也さんの、ご挨拶。カンペなどを一切見ずに、参加各国を紹介されたこと。同じ俳優として「情熱がなければ、台詞でもこんな数覚えられねぇぜ!」という、「この映画祭を、意地でも盛り上げる」という気迫が伝わる圧巻のパフォーマンスでした。

 最後は、フィンランドの作品に対して、審査に参加されていた小田井涼平さんが「白夜というのがあるが、明るいから日本人は昼のように感じるけど、現地の方は明るいほうが夜だと感じるそうです。そういうことが国際映画祭の素晴らしさ(超要約)だ」と、おっしゃっていて「マジで、そうだな!!!」と、思いました。

 懐かしい出会いや、新しい出会いも沢山あり「行ける人は、出来るだけオフライン会場に行くべきだ」と、思いつつ「オンラインならまだまだ観れるぜ!」と、大きな声で叫びたい素敵なイベントでした。

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