那須川天心戦以来の復帰戦の裕樹が「ローキックは蹴らない。ただ、たまに嘘つくんで」と北井智大を翻弄【RISE】

きっちり仕上げてきた裕樹(左)と北井智大

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

 今大会ではRISE3階級制覇の裕樹(ANCHOR GYM)が約4年8カ月ぶりの復帰戦に臨む。裕樹は62.85kg、対戦相手の北井智大(チームドラゴン)は62.95kgでともに規定体重の-63kgをクリアした。

 裕樹は2020年11月に那須川天心に引退試合でKO負けを喫して以来の試合。2018年11月からロッタン・ジットムアンノン、チャンヒョン・リー、ヘクター・サンチアゴ、そして那須川と強敵相手に4連敗を喫し、最後の勝利は2018年6月17日に野辺広大にKO勝ちした試合までさかのぼる。

 北井も2023年7月30日に北濱精悦をKOで破って以降、伊藤澄哉、塩川琉斗、奥山雅仁を相手に3連敗となっている。

 計量後の会見で北井は「ローをすごい蹴る選手という印象。しっかり対策はしてきたので、蹴られないように頑張ります。いい試合をして、暑い日本を温めたい」と裕樹の代名詞であるローキックを警戒。

1 2>>>