SSFF & ASIA 2026参加作品「地獄のジャズ〜Jazz infernal〜」が、本当に地獄で、本当にジャズだった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 黒田勇樹です。

 カプセル兵団超外伝 アクティブイマジネーション朗読劇『ゾロアスター 〜イラン・ペルシア神話〜』開幕まで約1週間です。

 お話を頂いた時から「大変だろうな」と思っていたんですが、思っていたより大変です。

 でもその分、絶対面白くなると思うのでご期待ください。

 では今週も始めましょう。

インターナショナルコンペティション出品作『地獄のジャズ』(プログラム5〈七転び八起き〉オンライン グランド シアターにて6月11日~30日まで配信

 本日リアル会場のフィナーレを迎えるショートフィルムの祭典「SSFF & ASIA 2026」。
「果てしなきサンバ」に続き、ジャケ買いならぬ「タイトルチョイス」で選んだ作品「地獄のジャズ〜Jazz infernal〜」

「閻魔様の前で、演奏でもすんのかよ!」と思って観てみたのですが、そんなチープな想像よりもよっぽど、地獄でJAZZでした。

 地獄は、言わずもがな悪人が落とされる死後の世界。
 ジャズの定義はざっくり言うとブラックミュージックの中で特に即興性やスイングに特化したスタイルとでも、いいましょうか? 今は世界各国で親しまれている音楽です。

 今回の作品は「黒人の青年が、父の残したトランペットひとつでカナダの繁華街へ仕事を探しに来る」というストーリー。

 白人も黒人も入り乱れて、てんやわんやの物語が行われるのですが、もう、その時点で地獄だしジャズ。
 なんというか、死後の世界の印象が強いですが「地獄は現世の写し鏡」まさに、それを表現していた印象。いいこともあれば悪いこともある。BGMもずっとジャズだし、ジャズまみれ、地獄まみれの素敵な映画でした。17分弱という短い作品なのですが、エンドロールまで見応えたっぷり。

 終わった瞬間「あれ、俺2時間ぐらい観てた!?」と、びっくり。
 トランペットの音と、ドラムのやつのキャラクターが最高でした
 世界中の様々なショートフィルムと出会え「るSSFF & ASIA 2026」。
 オンライン会場はまだまだ続くので、ぜひ皆様も「タイトルチョイス」略して「タイチョ」してみて下さい。

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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
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